EX工法
概要
EX工法は本管および取付け管の改築および修繕をおこなう更生技術です。下水道管材として長年実績のある硬質塩化ビニル樹脂のパイプを蒸気と熱風により加熱・軟化させ、蒸気を通した状態でマンホールより既設管内に連続的に引き込みます。引き込み後、パイプ内の蒸気圧を上げ、更に加熱・軟化させたのち、徐々に加圧することでパイプを拡径させ既設管内面に密着させます。密着させた状態でエアーにて保圧し、所定温度まで冷却することで既設管内面に完全に密着したパイプを形成します。
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本管施工手順
(1)事前準備
(2)施工前管きょ内洗浄
(3)事前調査
(4)施工前事前処理
(5)EXパイプ予備加熱
(6)EXパイプ引込み
(7)治具取付
(8)EXパイプ加熱・拡径・冷却
(9)管端仮切断
(10)取付管部穿孔
(11)本穿孔
(12)管端処理
(13)内面仕上り状況確
特長
- 施工後の品質が安定しています。
- 耐震性に優れます。
- 耐薬品性、耐摩耗性など耐久性に優れます。
- 流下能力が向上します。
- 異臭や火災の心配がありません。
- 曲がり部や段差部もスムーズに仕上がります。
- 短時間かつ小スペースで施工できます。
- 残材マテリアルリサイクル(リユース)可能です。
- 長年の実績があります。
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適用範囲
項目
| 適用範囲
| |||
自立管
| 二層構造管
| 取付管
| ||
適用管種
| 鉄筋コンクリート管,陶管,鋳鉄管,鋼管
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適用管径
| 呼び径 150~400
| 呼び径 150~600
| 呼び径 100~200
| |
施工延長
| 40m(呼び径150)
65m (呼び径200) 100m (呼び径250) 85m (呼び径300) 65m (呼び径350) 50m (呼び径400) | 55m (呼び径150)
100m (呼び径200~300) 65m (呼び径350~600) | 14m (呼び径100~200)
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既設管の状況
| 本管
| (1)屈曲角10°以下の屈曲部
(2)段差部と横ずれ25mm以下の継手部
(3)隙間50mm以下の継手部
(4)50mm以下の部分滞留水
(5)管頂部からの0.05MPa,0.5リットル/分以下の浸入水
(6)管頂部からの0.05MPa,0.5リットル/分超の浸入水を0.5リットル/分以下に止水処理後
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取付管
| (1)施工延長14m以下(呼び径100~200)
(2)屈曲角45°以下の継手部が2箇所以内
(3)段差部と横ずれ20mm以下の継手部
(4)管頂部からの0.05MPa,0.5リットル/分以下の浸入水
(5)管頂部からの0.05MPa,0.5リットル/分超の浸入水を0.5リットル/分以下に止水処理後
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